ストリートチルドレン芸術祭

ストリートチルドレン芸術祭とは?

ストリートチルドレンをなくそう。
地球の人口約66億人のうち、戦争や飢餓のためにやむなく路上で暮らすこどもが1億人を超えているといわれています。地球の3分の1は15歳以下のこどもたち。つまり、世界のこどもたちの約20人に1人がストリートチルドレンです。
国連WAFUNIF親善大使の田中章義さんの講演からその事実を知った熱海市立小嵐中学の皆さんが自分たちにも何かできないかと動き出しました。路上で寒さに凍えるこどもたちのためににマフラーを編んだり、校庭の裏山の森に在る松ぼっくりでお守りをつくったり・・。
そして、世界じゅうのストリートチルドレンに絵を描いてもらって、チャリティカレンダーをつくり、その収益を路上暮らしのこどもたちに役立ててもらおうというボランティア活動、ストリートチルドレン芸術祭がはじまりました。

活動内容

ストリートチルドレン芸術祭2016年カレンダー

ストリートチルドレン芸術祭2016年カレンダー

たくさんの子どもたちの絵が13名の審査委員に13枚の絵が選出され、カレンダーになります。
NPO法人「美と健康生活を考える会」では、ストリートチルドレンの現状を多くの方に知っていただく活動を行ってまいります。

カレンダーは、1冊1000円。バングラディッシュでは、1000円あれば1人のこどもが1年間学校に通えます。
  • 2016年カレンダー ご購入はこちら
  • ページの先頭へ

    各国から集まったこどもたちの絵

    「ストリートチルドレン芸術祭」は、社会福祉の仕事に従事するミュージシャン、大学生、JICA職員、コンピューターのシステムエンジニア、国際機関親善大使経験者など10数名の実行委員会で立ち上げられました。 2011年から活動の主体は、東北、宮城県仙台市の大学生に引き継がれ、チャリティカレンダーや原画展を通じて子どもたちの想いを伝える活動は現在も続けられています。  ストリートチルドレン芸術祭は、宮城県仙台市の学生・教職員のほか、国際協力関係の団体職員、会社員、主婦など、内外40名ほどのスタッフで構成されています。現地NGO、世界100カ国以上に広がるJICAネットワーク、世界の若者たちのネットワークなどの協力を得て、世界の子どもたちの絵は集められています 。

    2016年のカレンダーのテーマは「たかもの」です。
    世界中の子どもたちの「たからもの」をテーマにした絵をご紹介します。
    写真:「学びの時間(Time to study)」

    「学びの時間(Time to study)」

    Mim Akter(女の子 8歳)
    バングラディッシュ
    エクマットラに来るまで勉強する機会がありませんでした。今、学べることがとても楽しくて私にとって大切な時です。
    写真:「両親(My parents)」

    「両親(My parents)」

    Peat Dara(男の子 12歳)
    カンボジア
    自分に関わる全てのことを大事に考えて、サポートしてくれるからです。
    写真:「父との思い出(Memory with my father)」

    「父との思い出(Memory with my father)」

    Shimul Ahasan Robin(男の子 9歳)
    バングラディッシュ
    僕の宝物はお父さんとの思い出です。星のきれいな夜、二人で星空を見ながらいろんな話をしました。今はもう、お父さんはいないけれどいつまでも僕の心の宝物です。
    ページの先頭へ

    2016年度カレンダー 絵の選考者

    1月
    北川 悠仁さん(ミュージシャン)
    2月
    本間 勇輝さん(NPO法人経営)
    3月
    金本 知憲さん(プロ野球阪神タイガース監督)
    4月
    イルカさん(シンガーソングライター/IUCN国際自然保護連合親善大使/絵本作家)
    5月
    熱海市立熱海中学校
    6月
    石井 光太さん(作家)
    7月
    大脇 崇さん(写真家)
    8月
    木村 裕一さん(絵本・童話作家)
    9月
    松山 英樹さん(プロゴルファー)
    10月
    ラオス学校建設教育支援プロジェクト~スーン~
    11月
    榎木 孝明さん(俳優)
    12月
    葉田 甲太さん(内科医/カンボジア支援)
    ページの先頭へ

    テーマソング

    熱海市立小嵐中学校のみんなが、芸術祭のテーマソング ストリートチルドレンに贈る歌を作ってくれました。
    →「熱海市立小嵐中学校」公式ホームページはこちら
    同じ星に暮らすたった一つの命へ
    ~ストリートチルドレンに贈る歌~
    作詞:田中章義 作曲:甲斐豊明 
    唄:熱海市立小嵐中学校のみんな
    <曲無し:語りのみ>
    同じ街の誰一人 あなたのほうを振り向いてくれなくても 
    この星のどこかにきっとあなたの幸せを願ってくれている人がいる
    
    同じ街の誰一人 あなたの名前を呼んでくれなくても 
    この星のどこかにきっとあなたの幸せを祈ってくれている人がいる
    
    <曲有り:弾き語り>
    同じ星に暮らす、たったひとつの命 出会うことは一生ないかもしれない
    直接話すことは一生ないかもしれない
    
    それでも もしも この星のどこかで つらい苦しい思いをしているとしたら、
    “つらさ”や“苦しみ”が少しずつでも 消え去っていくことを心から願っている
    
    ひとりの苦しみは、決してひとりだけの苦しみではない
    ひとりの笑顔は、決してひとりだけの笑顔ではない
    
    同じ星に暮らす、たったひとつの命へ
    同じ星に生まれた、たったひとつの命へ この詩(うた)を贈りたい
    
    同じ星に暮らす、たったひとつの命 出会うことは一生ないかもしれない
    直接話すことは一生ないかもしれない
    
    それでも もしも この星のどこかで せつない悲しい思いをしているとしたら、
    “不安”や“絶望”が少しずつでも 消え去っていくことを心から願っている
    
    ひとりの悲しみは、決してひとりだけの悲しみではない
    ひとりの優しさは、決してひとりだけの優しさではない
    
    同じ星に暮らす、たったひとつの命へ
    同じ星に生まれた、たったひとつの命へ この詩(うた)を贈りたい
    
    同じ星に暮らす、たったひとつの命へ 同じ星に生まれた、たったひとつの命へ
    世界じゅうの仲間たちとともに 世界じゅうの仲間たちとともに  この詩(うた)を贈りたい
    
    ページの先頭へ
    • 東日本大震災支援活動報告
    • ストリートチルドレン芸術祭
    • アップルプロジェクト2000
    • 心のバリアフリー音楽祭
    • 美と健康フォーラム
    • メールマガジン登録はこちら
    • スタッフからのお知らせ